2月 08, 2021 1 min 読み込み
セイコー キングセイコー KSK '44KS' 1965年モデル
セイコーは1881年からの時計ビジネス140周年を記念して、年の初めに大々的な発表を行いました。この歴史的な機会を祝うために、セイコーはキングセイコーの第2シリーズであるキングセイコー KSK SJE083(日本ではSDKA001として知られています)の再現版を発表することを決定しました。キングセイコーを知らない方もいるかもしれませんが、キングセイコーラインはセイコーの基盤と成功に寄与したデザインと技術開発の重要な要素でした。長年にわたり、多くのセイコー工場が戦争の影響で焼失しました。そのため、セイコーの創業者である「服部金太郎」は、セイコー工場を2つのグループに分けることを決定しました。
諏訪 & 第二
分割の初期の目的は、セイコー工場がしばしば戦争生産に従事していたためです。ほとんどの工場が戦争で焼失または破壊される中、長野県諏訪の郊外に位置する工場の1つは、なんとか生き残ることができました。2つのグループは異なる目的を持ち、「第二」部門は時計の製造に焦点を当て、「諏訪」部門は時計ケースとダイヤルのデザインに注力しました。時が経つにつれ、2つの部門間でどちらが優れたチームかを競うようになりました。「諏訪」部門がデザインした時計は、ダイヤルに渦巻きのロゴを刻印しています。一方、「第二」部門がデザインした時計は、二重三角形/稲妻のロゴを刻印しています。
セイコー - キングセイコー KSK 140周年記念再現 SJE083
キングセイコー KSK SJE083は、1965年の第2のキングセイコー「44KS」モデルの再現版です。外観に関しては、SJE083は元の44KSに非常に似ていますが、日付表示と新しいムーブメントに対応するために、わずかな調整とサイズの変更があります。
キングセイコー 1965 KSKのクラウンが再現されています。
38.1mmのステンレススチールケースは超硬コーティングされており、手首から快適に11.4mmの高さにあります。この時計は50mの防水性が保証されています。フラットなダイヤルとファセットインデックス、幅広で鋭い針の組み合わせは、元のデザインを保っています。鋭い角度と大胆なファセットラグは、どちらもザラツ研磨されて鏡のような仕上げになっています。
SJE083では、ファセットのある時針マーカーに上面のファセットに沿って細かい溝が走っています。
ファセットとテクスチャーのある12時インデックスは、12時の時刻マークの視認性を高めます。ケースバックのデザインは、金色のエンブレムで同じままです。1965年の元の44KSは、手巻きの25ジュエル、18,000振動/時のムーブメント、キャリバー44Aを搭載していました。
キングセイコー KSK SJE083は、金メッキのケースバックと金のメダリオンが付属しています。
再現版SJE083は、自動巻きムーブメントに変更されており、セイコーのムーブメントの中でも高級な部類に入ります。この時計は、キャリバー6L35を搭載しており、4Hzの自動巻きムーブメントで、45時間のパワーリザーブを持っています。キングセイコー KSK SJE083は3000本限定で、価格はセイコーブティックおよび世界の選定小売パートナーでUS$3,300とされています。
セイコー - キングセイコー KSK SJE083 YouTubeチャンネル: (UptickWatchReviews)
・ キャリバー番号: 6L35
・ パワーリザーブ: 45時間
・ ジュエル数: 26
・ サイズ: 38.1mm x 11.4mm
・ ケース: ハードコーティングされたステンレススチール
・ クリスタル: アンチリフレクティブコーティングされたサファイア
・ ストラップ: 3リンクのステンレススチールブレスレット、トライフォールドプッシュボタンリリースクラスプ
・ ケースバック: キングセイコーメダリオン付きのスクリューダウン
・ 防水性: 50メートル (5バール)
・ 限定3000本
・ 価格 US$3,300
著者: サム、画像出典は記載の通り
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